On Sunday 2015 ⑤

妄想日記 [妄想ドラマOn Sunday最終話1/2]

 


妄想日記最終回。忘れていたわけでもなんでもなくて、これを書いたら本当に自分の中で何かが終わってしまう気がして、書けなかったのです。
でも書かないと。このままじゃ・・

いつまでたっても引っ越せない(笑)

というわけで、
昨日の少クラや実験SPの感想もすっ飛ばして
無理矢理このネタで締めます!!

長いです。
長すぎて一つのエントリに載せきれないので、分けます。

妄想ドラマ「On Sunday」最終話の前半。
(過去の妄想日記はタグの『妄想日記』からお読みいただけます)

 

 

お別れデートの帰り道。

家の前で、バイト帰りの翔ちゃんと出くわす大野天使とあんじ。

「ROCK YOU」に乗せて告白したときのあんじの微笑みを見て、あんじも自分と同じ想いだと信じていた翔ちゃん。2人が手を繋いで歩いている姿を見てショックを受け、無言でアパートに入ってしまう。自分の気持ちに気づいているあんじ、後を追いたいけれど、不安に怯える大野天使に手を握られたまま、動くことができません。

部屋に入った翔ちゃん。閉めたドアによりかかり、暗がりの中ぽつりと

 

翔「無理だよ・・・・・天使が相手じゃ・・」

 

と大きなため息。

 

残された2人は気まずそうに手を離して家の中へ。それぞれの部屋に入る。

 

混迷する3人。

 

このときもずーっと「Blue」がかかってたらいいなぁ。。。

 

 


侑「おねえちゃん!おねえちゃん早く!!!!!」

 

知念弟の叫び声で我にかえるあんじ。行ってみると、大野天使が床に倒れていて。

とうとうエネルギーが切れてしまったらしく、全く動かないのです。
熱にうかされる大野天使を夜通し看病するあんじ。

 

あ「ごめんね・・・・・・・私はあなたに、なんにもしてあげられない・・・・・」

 

ブコメでも、終盤はどうしても笑いが無くなってしまいます・・(汗)

 


翌朝、話を聞きつけたニノ天使と相葉天使がやってくる。「早く連れて行ってあげて(泣)」とすがるあんじに、「天界に帰るには光が弱すぎるんだよ!」と苛立つニノ天使。

 

和「無理に連れて帰っても…あいつがあいつのままでいられるとは思わない。大量の光に耐え切れず、溶けてなくなるのがオチだ」。「別にそれが不幸というわけじゃない・・生まれた場所に還っていくだけのことだから。でもあいつは・・・まだ続けたいはずなんだよ。大野天使としての体験を」

あ「お願い・・よくわかんないこと言わないで。それってつまり・・帰るすべがないってこと?ここで人間として一生を終えろって、そういうこと?」

和「・・・・・・・・・・・・(目をそらす)」

あ「そんな・・!」

和「今は!!」

あ「・・・・・・・・・」

和「今は・・・・・・ここで体力を回復させることが先だ。帰る方法を考えるのはその後でいい。・・とにかく・・・・一刻も早くエネルギーの澄んだ場所で休ませよう。上との繋がりが絶たれてしまっている以上、今のあいつは外からエネルギーを受け取るしかないんだよ。・・あんたたち、人間みたいに」

あ「『エネルギーの澄んだ場所』って・・」

雅「空気のきれいなところ。水のきれいなところ。自然に囲まれて、新鮮な食べ物が食べられるところ。・・あんじちゃん、田舎に知り合いいないの?」

あ「・・・・・・・・・・・(涙目で首を横にふる)」

 


静まり返る部屋。

 


翔「車、用意したから。下に停めてる」

 

あ「!?」

 

振り向くと、部屋の入り口に翔ちゃん。

驚くあんじの顔を見てほんの一瞬微笑み、すぐにニノ天使の方に向き直る。

 

翔「家に連絡して、長野の別荘をあけてもらった。夏に使ったままらしいから、掃除はしなくちゃならないだろうけど」
あんじ、言葉が出ないまま翔ちゃんの顔を見ている。

和「ありがとう。助かるよ」

 

知念弟から事情を聞いた翔ちゃんが絶縁状態の家族に頼み込んで手配してくれたの。

最初の設定に書いた通り、売れない劇団員翔ちゃんの正体は金持ちの息子。なのでこんなことができちゃうのです。

実家がらみの話になると、劇団員のときとは全く違う顔を見せる翔ちゃん。

いつもヨレヨレのTシャツだったのが、実家に戻るとボタンダウンのシャツ着てたりね。(そしてそのシャツはチノパンにインしている。完全なお坊ちゃまに変身するのです・笑)

そのギャップがたまらない……(完全なる妄想劇場です。。)

 

 

いや~、金持ちの設定がこんなところで役に立つとは。
(↑何の計画もなく書き始めた人)

 


運転席に向かう翔ちゃんを引き止めるあんじ。

 

あ「翔くん!」

翔「・・・・・・・・・」

あ「・・ありがとう・・・・・・・。あの・・・・・・・わたし」

翔「帰ってからゆっくり話そう?ね?(優しく微笑む)」

あ「・・・・・・・・・(涙目でうなずく)」

 

車の窓越しに見つめ合う大野天使とあんじ。

 

智「ごめんねあんじ。迷惑かけちゃって」

 

力なく微笑む大野天使。あんじ、首を横に振るのが精一杯。

走り去る車。立ち尽くすあんじ。

 

 

 

車中。

 

智「・・ごめんね翔くん。僕は・・・・・・最低な男だ」

 

翔くん、驚いて大野天使の顔を見る。

 

智「君の気持ちを知っていたのに、あんじの手を離すことができなかった。自分の気持ちがよくわからないんだ。バラバラに切り裂かれたみたいで手がつけられない。・・・・・本当にごめん」

翔「そんな。そんなこと言わないでよ智くん。智くんはいま、具合が良くないんだから・・・さ?僕だって同じだよ。自分の気持ちがわからなくなることなんってしょっちゅう。それはもう、しょっちゅうだよ」

智「でも、あんじを好きな気持ちははっきりしてるんだろ?」

翔「・・・・・・・・・・・」

智「2人を邪魔するつもりはないんだ。でも僕も・・・この気持ちを止めることができない。・・だから今は、あんじの家を離れることになって本当によかったと思ってる」

 

 

後部座席の2人。

雅「ねぇこれ、どういう会話?喧嘩してるの?仲直りしてるの?」

和「さぁな(興味ナシ)」

 

 

翔「・・・・・・智くんの気持ちがどうであれ、智くんは僕の大切な友達だよ。いつだって」

 

大野天使、驚いて翔ちゃんを見る。

 

智「あんじが翔くんを好きになった理由がわかった気がするよ。僕まで惚れてしまいそうだ」

翔「・・・・・・・・(大野天使の顔を見る)」

智「・・・・・・・・」

 

2人、顔を見合わせてふき出す。

 

雅「煎餅食べる人~」

和翔智「は~~~~~い」

 


それからあんじは、人が変わったように仕事に打ち込むようになります。

結局翔ちゃんにも連絡を取らず、2人の関係は微妙なまま。

 

 

1ヵ月後。


別荘に向かう車の中で、翔ちゃんとあんじは気持ちを確かめ合う。

やっぱり2人は大好き同士なんです。

翔ちゃんに大野天使への気持ちを聞かれたあんじ、

 

「翔くんに恋する勇気をくれたのは大野天使。とても大切な人よ」と答える。

 

この1ヵ月で、だいぶ整理がついた様子。

2人の会話を書き出すときっと鬼のように長くなるので省きます・・(逃)

 


別荘に到着。

気を使って、あんじ一人を部屋に行かせる翔ちゃん。

1ヵ月ぶりに会う大野天使は顔色も良くなり、背中の羽根も復活している。

ベッドの上で上半身だけ起こし、窓の外を眺めてる。

そうさねぇ・・白シャツでも着てもらって・・・・

差し込む光に目を細めるその姿は・・王子そのものって感じで・・・・・

お願い。

 

久々の再会に照れくささを感じているあんじを、いつもの人懐こい笑顔で迎える大野天使。

 

智「もう聞いた?帰る方法が見つかったって話」

あ「・・え!?!?知らない。どうやって?い、いつ帰るの??」

智「じいちゃん(←近所のキテレツおじいさんのこと)がね、長年の研究の末、とうとう答えを導き出したんだ。次元の裂け目から天界に繋がる方法を」

あ「・・・・・・・・」

智「ビルから飛び降りるんだって」

あ「・・・・・・・・はぁ?」

智「周りの波動がある一定のレベルに達したとき、なるべく高いビルから、まっさかさまに落ちるんだ。そうすると空間に歪みが生じて、小さな裂け目ができる。そこから異次元に踏み込めるらしい」

あ「なにそれ・・・・・・・・・(呆)」

智「さすがのじいちゃんも、それは実証できないって言ってた(笑)。ぶっつけ本番だね」

あ「信じるの!?」

智「さしあたり、他に方法はないみたいだし」

あ「・・・・・・・・・いつ?いつ帰るの??」

智「それがわからないんだ。じいちゃんの作ったレーダーに反応が現れたら、即準備。いろんな条件が揃わないと無理らしいから、本当にその日がくるのかはちょっと疑問だけど」

あ「・・・・・・・・・・(涙目)」

智「そんな顔しないの(笑)。僕まで悲しくなってくるじゃない」

あ「だめよ。まだ帰っちゃだめ・・・・・。話したいこと、山ほどあるのに」

智「言ったでしょ?まだ帰らないよ(笑)。話したいことって・・・例えばどんな?」

あ「私・・・・・・」

 

 

あんじが語ります。

 

あ「私ね、なんとなく生きてきたの。ううん、なんとなく生きているふりをしてきたの。人生こんなもんだってわかったような顔をして。一生懸命生きてる人のことを笑って、周りに文句ばかりつけて生きてきた」「そうすることでしか、自分を守れなかったの。自分がどうしようもなく退屈で平凡な人間だってことを認めるのが怖かった。知ってるでしょ?私には、誇れるものがなにもないのよ。いつだって言い訳して逃げてきたんだから。一番になれないのは才能がないから、まともな恋ができないのはあんな親を見てきたから、人生に希望が持てないのは、私にツキがないから・・・。何かのせいにして、臆病な自分を守るしかなかったの。限界を知ってボロボロになるより、何もしないで可能性を残しておいた方が救われるのよ。『できないわけじゃない、やらないだけだ』って。こんな人の気持ち、わかる?」

智「・・見当もつかないな(笑)」

あ「(笑)。・・失敗もしなければ成功もしない人生よ。ひたすら真っ白なページをめくっていくようなものね。何事もなく、平穏無事に一日を終えられたらそれでよかった。それで満足だったはずなのに・・・・・・・・」

智「・・・僕が現れたんだね(笑)」

あ「最初はね、大っっ嫌いだった。見透かされてるようで怖かったの。実際全部お見通しだったし」

智「僕は最初から大好きだったけど?」

あ「それよ!そういうこと言っちゃうところも、ぜーんぶ嫌いだったの!!」

 

笑い合う二人。

 

あ「・・何が言いたいのかわからなくなっちゃった」

智「・・僕に出会ったこと、後悔してる?」

 

涙をぬぐうあんじ。呼吸を整えて。

 

あ「・・過去を振り返るのは自由だけど、振り返って役に立つことは・・・あまりないわね」

智(きょとんとしてあんじを見る)

あ「・・・・・と、前に大野天使が言ってました(笑)」「後悔なんてするはずないでしょう!?一生の宝物よ?」にっこり笑う。

 

智「しばらく見ないうちに、またキレイになったね、あんじ。みとれるよ」

あ「あなたに何度も言われるとホントにそんな気がしてくるから怖いわ。呪文みたい(笑)。悪魔のささやきならぬ、天使のささやきね」

 

あんじ。かしこまる。

 

あ「・・・ありがとう」。「これ、ずっと言いたかったの。どうもありがとう」

 

見つめあう2人。

 

智「好きだよ、あんじ。君を愛してる」

あ「・・・・・・・・・私も。好き。大好きよ」

 

思いがけない返事に驚く大野天使。

 

あ「あなたは命の恩人なの。私に生きる喜びを教えてくれた。そこにいてくれるだけで勇気をもらえるの。今日ここに来る途中ね、翔くんに・・やっと言えたんだ。自分の気持ちに、やっと素直になれた。怖かったけど、その気持ちを越えた先にもっと大きな喜びがあるってあなたが教えてくれたから。だから言えた」

 

あんじの「好き」の意味を理解した大野天使。傷つきながらも平静を装う。

 

智「・・それはよかった。おめでとう。最高にお似合いの二人だと思うよ?天使の僕が言うんだから間違いない」

あ「うふふ。ありがとう。・・・あ!もう行かなくちゃ、翔くん、今日も稽古があるんだって。元気になったら、絶対またうちに戻ってきてね。侑李がすごく寂しがってるの」

智「(にっこり微笑んで)よろしく伝えて」

 

二階の窓から外を覗く大野天使。

あんじと翔ちゃんに手を振る。手を繋いで車に向かう2人。

 

 


『わあぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・』

 

 


別荘に響き渡る絶叫。

「何だ!?どうしたー!?!?」慌てて部屋のドアを開けるニノと相葉天使。すると・・・

 


大野天使・・・・・・・まさかの号泣(笑)

 


ニノ天使に抱きつき、胸に顔をうずめてわんわん泣く。

 

和「ったく・・・・・。やっぱりお前、まだ完全じゃなかったんだな」

智「わぁぁぁぁ・・・・・あんじが大好きだったんだ。ほんとに好きだったんだよ・・。ずっと一緒にいたかった。僕だけを見てほしかったんだ。忘れられるかな・・・帰ったら、忘れられるかな・・・・」

和「心配すんな、今のお前はホントのお前じゃない。帰ればまた無償の愛で満たされるんだ、恋したことさえ忘れるさ」

智「ダメーーーっ!!それはダメだ!あんじに恋したあの気持ちは忘れない!」

和「ハイハイ(呆)、じゃあしっかり覚えておくんだな。恋した気持ちも、恋に破れた気持ちも」

智「うん・・・・うん・・・・・・・・・(泣きながら頷く)」

雅「大ちゃ~ん、失恋てどんな味ー?」

智「うるせぇ!!!!!」(←アラシちゃんのイントロクイズ的な)

雅「わはー!キレた(笑)!ニノ、大ちゃんがキレたよ!?」

和「めんどくせーな、お前、あっち行ってろよ(怒)!!」

智「わぁぁぁぁぁぁぁん・・・・(泣)」

 


大野天使とあんじの立場がいつの間にか逆転していたのです。

大野天使、まさかの大失恋(笑)

 

でも「痛み」も自分が望んだ経験のひとつだと知っている彼ですから、
立ち直るのにもそう時間はかかりません。